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突然のめまいと手のしびれ…大丈夫?考えられる原因と適切な対処法をわかりやすく解説

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突然めまいと手のしびれを感じたら、不安になりますよね。実は、これらの症状は様々な原因で起こり得ます。放置すると重篤な病気が隠れている可能性もあるので、正しい知識を持つことが大切です。この記事では、めまいと手のしびれが同時に起こる原因を、脳血管障害、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、片頭痛、低血糖、過換気症候群、自律神経失調症、頸椎症、心因性めまいといった様々な側面から詳しく解説します。

突然めまいと手のしびれを感じたら、不安になりますよね。実は、これらの症状は様々な原因で起こり得ます。放置すると重篤な病気が隠れている可能性もあるので、正しい知識を持つことが大切です。この記事では、めまいと手のしびれが同時に起こる原因を、脳血管障害、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、片頭痛、低血糖、過換気症候群、自律神経失調症、頸椎症、心因性めまいといった様々な側面から詳しく解説します。さらに、それぞれの症状の特徴や、自宅でできる対処法、予防法、そして受診の目安についてもわかりやすく説明します。この記事を読むことで、めまいと手のしびれへの理解を深め、適切な行動をとるための助けとなるでしょう。

1. めまいと手のしびれが同時に起こる原因

めまいと手のしびれは、様々な原因で引き起こされます。ここでは、考えられる主な原因を解説します。

1.1 脳梗塞や脳出血などの脳血管障害

脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳への血流が阻害され、めまいや手のしびれが生じることがあります。脳梗塞や脳出血は命に関わる危険な病気です。突然の激しいめまいや手のしびれ、ろれつが回らない、意識障害などの症状が現れた場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

1.2 良性発作性頭位めまい症

特定の頭の位置の変化によって、激しい回転性のめまいが起こります。良性発作性頭位めまい症は、内耳にある耳石という小さなカルシウム結晶が剥がれ落ち、三半規管に入り込むことで起こると考えられています。手のしびれを伴うことは少ないですが、めまいによって不安感が強まり、自律神経のバランスが崩れることで、手のしびれを感じることがあります。

1.3 メニエール病

内耳のリンパ液のバランスが崩れることで、回転性のめまい、耳鳴り、難聴などの症状が繰り返し起こる病気です。メニエール病では、めまい発作中に吐き気や嘔吐を伴うこともあります。また、自律神経の乱れから手のしびれが生じることもあります。

1.4 片頭痛

頭の片側または両側にズキンズキンと脈打つような痛みを伴う頭痛です。片頭痛の前兆として、めまいや手のしびれ、閃輝暗点(視野の一部が欠ける、チカチカする)などが現れることがあります。これらの前兆は、片頭痛の前駆症状と呼ばれます。

1.5 低血糖

血糖値が異常に低くなることで、めまいや手のしびれ、冷や汗、動悸、意識障害などの症状が現れます。糖尿病の治療薬を服用している方や、食事を抜いたり、激しい運動をした後に起こりやすいです。

1.6 過換気症候群

精神的な緊張やストレスなどによって、呼吸が速く浅くなることで、血液中の二酸化炭素濃度が低下し、めまいや手のしびれ、動悸、息苦しさなどの症状が現れます。過換気症候群は、10代~20代の女性に多く見られます。

1.7 自律神経失調症

自律神経のバランスが崩れることで、様々な身体の不調が現れます。めまいや手のしびれの他に、倦怠感、頭痛、不眠、便秘、下痢など、症状は多岐にわたります。

1.8 頸椎症

首の骨である頸椎の変形や神経の圧迫によって、めまいや手のしびれ、首や肩のこり、痛みなどの症状が現れます。加齢や姿勢の悪さ、外傷などが原因となることが多いです。

1.9 心因性めまい

精神的なストレスや不安、抑うつなどが原因で、めまいやふらつきを感じます。身体的な異常は見られないことが特徴です。心療内科や精神科の受診が必要となるケースもあります。

原因 めまい 手のしびれ その他の症状
脳血管障害(脳梗塞、脳出血) 突然の激しいめまい 片側のしびれ ろれつが回らない、意識障害、片麻痺
良性発作性頭位めまい症 特定の頭の位置で起こる回転性めまい めまいによる不安感から起こることも 吐き気
メニエール病 回転性のめまい 自律神経の乱れから起こることも 耳鳴り、難聴、吐き気、嘔吐
片頭痛 前兆として起こることも 前兆として起こることも ズキンズキンとした頭痛、閃輝暗点
低血糖 ふらつき しびれ 冷や汗、動悸、意識障害
過換気症候群 ふらつき しびれ 動悸、息苦しさ、手足のけいれん
自律神経失調症 ふらつき しびれ 倦怠感、頭痛、不眠、便秘、下痢など様々
頸椎症 ふらつき 首から肩、腕にかけてのしびれ 首や肩のこり、痛み
心因性めまい ふらつき しびれ 不安感、抑うつ気分

上記以外にも、めまいと手のしびれを引き起こす原因は様々です。自己判断せずに、医療機関を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。

2. めまいと手のしびれの症状の特徴

めまいと手のしびれは、様々な原因で引き起こされます。原因によって症状の特徴も異なるため、それぞれの特徴を理解することが重要です。自己判断は危険ですので、気になる症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

2.1 めまいと手のしびれの症状の特徴|脳梗塞や脳出血などの脳血管障害

脳血管障害の場合、突然の激しい回転性めまいや、手足の片側だけのしびれが現れることがあります。ろれつが回らない、言葉が出てこない、意識がもうろうとするといった症状を伴うこともあります。一刻を争う事態となる可能性もあるため、すぐに救急車を呼びましょう。

2.2 めまいと手のしびれの症状の特徴|良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、特定の頭の位置の変化で、回転性のめまいが起こるのが特徴です。めまいは数秒から数分でおさまることが多く、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。手のしびれは伴わないことが多いです。

2.3 めまいと手のしびれの症状の特徴|メニエール病

メニエール病は、回転性のめまい、耳鳴り、難聴の3つの症状が同時に起こるのが特徴です。めまいは数十分から数時間続き、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。手のしびれは伴わないことが多いです。

2.4 めまいと手のしびれの症状の特徴|片頭痛

片頭痛に伴うめまいは、回転性めまいではなく、ふらつき感や浮遊感といった症状が多いです。手のしびれや、閃輝暗点(視野の一部が欠ける、チカチカするなど)を伴う場合もあります。頭痛が先行することもあります。

2.5 めまいと手のしびれの症状の特徴|低血糖

低血糖では、冷や汗、動悸、手の震えとともに、めまいやふらつきが起こることがあります。手のしびれを伴うこともあります。糖分を摂取することで症状が改善するのが特徴です。

2.6 めまいと手のしびれの症状の特徴|過換気症候群

過換気症候群は、呼吸が速くなりすぎることで、血液中の二酸化炭素濃度が低下し、めまいや手のしびれ、動悸、息苦しさなどが起こります。紙袋を口に当てて呼吸することで症状が改善することがありますが、改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

2.7 めまいと手のしびれの症状の特徴|自律神経失調症

自律神経失調症では、めまいやふらつき、手のしびれの他に、倦怠感、頭痛、不眠、食欲不振など様々な症状が現れることがあります。症状は慢性的に続くことが多いです。

2.8 めまいと手のしびれの症状の特徴|頸椎症

頸椎症では、首の痛みやこわばりとともに、めまいやふらつき、手のしびれが起こることがあります。後頭部から首にかけての痛みや、腕の痛みやしびれを伴うこともあります。

2.9 めまいと手のしびれの症状の特徴|心因性めまい

心因性めまいは、精神的なストレスや不安などが原因で起こるめまいです。ふらつき感や浮遊感といった症状が多く、回転性のめまいは少ないです。手のしびれや、動悸、息苦しさなどを伴うこともあります。他の病気が隠れていないか、医療機関で検査を受けることが重要です。

原因 めまいの種類 手のしびれ その他の症状
脳血管障害 回転性めまい 片側 ろれつが回らない、意識障害
良性発作性頭位めまい症 回転性めまい なし 吐き気、嘔吐
メニエール病 回転性めまい なし 耳鳴り、難聴、吐き気、嘔吐
片頭痛 ふらつき、浮遊感 あり 閃輝暗点、頭痛
低血糖 ふらつき あり 冷や汗、動悸、手の震え
過換気症候群 ふらつき あり 動悸、息苦しさ
自律神経失調症 ふらつき あり 倦怠感、頭痛、不眠、食欲不振
頸椎症 ふらつき あり 首の痛み、腕の痛みやしびれ
心因性めまい ふらつき、浮遊感 あり 動悸、息苦しさ

上記の表はあくまで一般的な症状の特徴であり、必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではありません。めまいや手のしびれの原因を特定するには、医療機関を受診し、適切な検査を受けることが重要です。

3. めまいと手のしびれが起きた時の対処法

めまいと手のしびれを感じた時は、落ち着いて行動することが大切です。まずは以下の対処法を試してみてください。

3.1 安静にする

めまいや手のしびれを感じたら、安全な場所に移動し、楽な姿勢で安静にしてください。横になる場合は、吐き気がある場合は顔を横に向けて嘔吐物が気道に詰まらないように注意しましょう。急に立ち上がるとめまいが悪化することがあるので、ゆっくりと動作するようにしてください。

3.2 水分補給をする

脱水症状がめまいの原因となっている場合があるので、水分をこまめに補給しましょう。特に、スポーツドリンクなど、電解質を含んだ飲み物がおすすめです。ただし、持病で水分摂取を制限されている方は、主治医の指示に従ってください。

3.3 涼しい場所に移動する

暑さによってめまいが悪化することがあります。涼しい場所に移動したり、衣服を緩めたりして、体温調節を心がけましょう。冷たいタオルで首や額を冷やすのも効果的です。

3.4 血圧を測る

血圧計をお持ちの方は、血圧を測ってみましょう。高血圧や低血圧がめまいの原因となっている可能性があります。普段と大きく異なる値が出た場合は、記録しておきましょう。これは、医療機関を受診する際に役立つ情報となります。

3.5 症状が続く場合は医療機関へ

上記の対処法を試しても症状が改善しない場合、あるいは悪化する場合は、速やかに医療機関を受診してください。自己判断で様子を見続けると、病状が悪化する可能性があります。特に、激しい頭痛や意識障害、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は、一刻も早く医療機関を受診することが重要です。

症状 対処法
軽いめまい、一時的な手のしびれ 安静、水分補給、涼しい場所で休む
症状が改善しない、悪化する 医療機関を受診
激しい頭痛、意識障害、ろれつが回らない 緊急で医療機関を受診

めまいと手のしびれの原因は様々ですが、適切な対処と早期の医療機関受診によって、重症化を防ぐことができます。ご自身の体の状態に気を配り、異変を感じたら迷わず医療機関に相談しましょう。

4. めまいと手のしびれの予防法

めまいと手のしびれは、再発しやすい症状です。そのため、予防策を講じることは非常に重要です。規則正しい生活習慣を送り、心身ともに健康な状態を保つことで、めまいや手のしびれの発生リスクを低減することができます。

4.1 生活習慣の改善

生活習慣の乱れは、めまいや手のしびれを引き起こす大きな要因の一つです。 バランスの取れた食生活、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、規則正しい生活リズムを維持しましょう。

4.1.1 食事

栄養バランスの良い食事は、健康な身体を維持するために不可欠です。ビタミンB群、ビタミンD、鉄分などは、神経の働きを正常に保つために重要な栄養素です。 これらの栄養素が不足すると、めまいや手のしびれが生じやすくなる可能性があります。様々な食材をバランス良く摂取し、栄養不足に陥らないように注意しましょう。インスタント食品や加工食品の過剰摂取は避け、新鮮な野菜、果物、魚、肉などを積極的に摂り入れるように心がけてください。

4.1.2 運動

適度な運動は、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果があります。ウォーキングや軽いジョギング、ヨガ、ストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣を身につけましょう。 しかし、激しい運動は逆効果になる場合もありますので、自分の体調に合わせて適切な運動量を心がけることが大切です。

4.1.3 睡眠

睡眠不足は、自律神経の乱れを引き起こし、めまいや手のしびれを悪化させる可能性があります。毎日同じ時間に寝起きし、質の高い睡眠を確保するために、寝る前のカフェイン摂取やスマートフォン操作は控えましょう。 睡眠環境を整えることも重要です。静かで暗い部屋で、リラックスできる空間を作るように心がけてください。快適な睡眠は、心身の健康を維持するために不可欠です。

4.2 ストレスマネジメント

ストレスは、自律神経のバランスを崩し、めまいや手のしびれの原因となることがあります。ストレスを溜め込まないよう、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。 趣味に没頭したり、リラックスできる音楽を聴いたり、自然の中で過ごしたりするなど、自分に合った方法でストレスを発散しましょう。

ストレス解消法の例 効果
軽い運動(ウォーキング、ヨガなど) 血行促進、気分転換
趣味(読書、音楽鑑賞、ガーデニングなど) リラックス効果、集中力の向上
入浴 血行促進、リラックス効果
十分な睡眠 疲労回復、自律神経の調整
自然との触れ合い リラックス効果、気分転換

これらの予防法を実践することで、めまいや手のしびれの発生リスクを軽減し、快適な日常生活を送る助けとなるでしょう。しかし、これらの予防法を試しても症状が改善しない場合や、症状が悪化する場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。 自己判断で対処せず、専門家の適切な診断と治療を受けるようにしてください。

5. どんな時に病院を受診すべきか

めまいと手のしびれは、様々な原因で起こり得る症状です。自己判断で様子を見がちですが、重篤な病気が隠れている可能性もあるため、適切なタイミングで医療機関を受診することが重要です。特に以下の場合は、速やかに医療機関への受診を検討してください。

5.1 めまいと手のしびれが突然起こった場合

今まで経験したことのないような突然のめまいや手のしびれは、脳血管障害などの緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。一刻も早く医療機関を受診しましょう。

5.2 激しいめまいや手のしびれがある場合

日常生活に支障が出るほどの激しいめまいや手のしびれも、早急に医療機関を受診する必要があるサインです。我慢せずに、すぐに専門医の診察を受けましょう。

5.3 意識障害や言語障害を伴う場合

めまいや手のしびれに加えて、意識がもうろうとしたり、ろれつが回らなくなったりするなどの症状が現れた場合は、脳に何らかの異常が発生している可能性が高いです。緊急性が高い症状のため、すぐに救急車を呼ぶか、周りの人に助けを求めて医療機関を受診しましょう。

5.4 手足の麻痺や脱力感を伴う場合

めまいや手のしびれと共に、手足に力が入らなかったり、麻痺を感じたりする場合は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の疑いがあります。迅速な対応が必要となるため、すぐに医療機関を受診してください。

5.5 高熱を伴う場合

高熱と共にめまいや手のしびれが現れる場合は、髄膜炎などの感染症の可能性も考えられます。自己判断は危険ですので、速やかに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けてください。

5.6 その他の受診を検討すべき症状

症状 詳細
繰り返すめまいと手のしびれ 症状が一時的に治まっても、繰り返し起こる場合は、根本的な原因を特定するために医療機関への受診が必要です。
特定の動作で症状が悪化する 頭を動かしたり、特定の姿勢をとったりした際に症状が悪化する場合は、その原因を特定し、適切な治療を受けるために医療機関を受診しましょう。
日常生活に支障が出る めまいや手のしびれによって、仕事や家事、車の運転などに支障が出る場合は、生活の質を向上させるためにも、医療機関への受診を検討してください。
強い不安感がある 症状への不安が強い場合も、医療機関を受診し、医師に相談することで不安を軽減できることがあります。

上記の症状以外にも、少しでも気になることがあれば、まずは医療機関に相談してみることが大切です。早期発見・早期治療は、健康な生活を送る上で非常に重要です。ためらわずに、専門家の意見を聞きましょう。

 

7. まとめ

めまいと手のしびれは、良性発作性頭位めまい症や過換気症候群といった比較的軽度のものから、脳梗塞などの命に関わる重篤な疾患まで、様々な原因が考えられます。症状が出た場合は、自己判断せずに医療機関への受診を検討しましょう。特に、突然の症状や激しい痛み、意識障害、麻痺などを伴う場合は、緊急性を要する可能性があります。速やかに適切な処置を受けることが大切です。規則正しい生活やストレス管理、バランスの取れた食事など、日頃から健康に気を配ることも予防につながります。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

店舗情報

店舗名

リフェムLABO

代表

山崎 了(やまさきさとる)

住所

〒592-0002
大阪府高石市羽衣2丁目3-23
今重ビル3F
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