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めまいがする!寝起きのふらつき、危険なサインを見逃さないで

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めまいがする!寝起きのふらつき、危険なサインを見逃さないで

寝起きのめまい、経験したことはありませんか?朝起きた瞬間、世界がぐるぐると回り、立っていられないほどの不快感に襲われる…。そんな寝起きのめまいは、実は様々な原因が潜んでいるサインかもしれません。良性発作性頭位めまい症や起立性低血圧、メニエール病といった耳や血圧に関連するものから、貧血、脱水、睡眠不足、ストレスといった生活習慣に起因するもの、さらには脳血管障害といった深刻な病気が隠れている可能性も考えられます。この記事では、寝起きのめまいの原因を詳しく解説し、危険なサインを見逃さないためのポイント、そしてめまいが起きた時の対処法と予防策まで、具体的な方法を分かりやすくお伝えします。この記事を読むことで、ご自身のめまいの原因を理解し、適切な対処と予防に取り組むことができるようになります。安心した朝を迎えるために、ぜひ最後までお読みください。

1. 寝起きのめまい、その原因を探る

朝起きた瞬間、世界がぐるぐると回り、立っていられないほどのめまいに襲われた経験はありませんか?寝起きのめまいは、様々な原因が考えられます。その原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。ここでは、寝起きのめまいの原因となる可能性のある疾患や状態について詳しく解説します。

1.1 良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、寝返りを打ったり、頭を動かしたりした際に、強い回転性のめまいが起こる疾患です。内耳にある耳石という小さなカルシウムの結晶が、本来あるべき場所から剥がれ落ちて半規管に入り込んでしまうことが原因と考えられています。めまいは数秒から1分程度で治まることが多いですが、繰り返すことがあります。比較的よく見られる疾患で、命に関わることはほとんどありません。

1.2 起立性低血圧

起立性低血圧は、急に立ち上がった際に血圧が急激に低下し、めまいやふらつきが生じる状態です。寝起きに急に立ち上がった時に起こりやすいです。脱水症状や自律神経の乱れなどが原因となることがあります。症状が軽い場合は、しばらく安静にしていれば改善しますが、重症の場合は失神する可能性もあります。

1.3 メニエール病

メニエール病は、内耳のリンパ液のバランスが崩れることで、回転性のめまい、耳鳴り、難聴などの症状が繰り返し起こる疾患です。めまいの発作は数十分から数時間続くこともあり、日常生活に大きな支障をきたす場合があります。原因は完全には解明されていませんが、ストレスや疲労、睡眠不足などが関係していると考えられています。

1.4 貧血

貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが不足している状態です。酸素を全身に運ぶ能力が低下するため、めまいやふらつき、動悸、息切れなどの症状が現れます。寝起きだけでなく、日中も疲れやすいなどの症状がある場合は、貧血の可能性も考慮しましょう。

1.5 脱水症状

脱水症状は、体内の水分が不足している状態です。寝ている間にも汗をかいて水分が失われるため、寝起きに脱水症状になっている場合があります。めまいやふらつきの他に、頭痛、倦怠感、口渇などの症状が現れます。水分をこまめに摂取することが大切です。

1.6 睡眠不足

睡眠不足は、自律神経のバランスを崩し、めまいやふらつきを引き起こすことがあります。質の良い睡眠を十分に取ることで、めまいを予防することができます。

1.7 ストレス

ストレスは、自律神経の乱れを引き起こし、めまいやふらつきなどの症状が現れることがあります。ストレスを溜め込まないように、適度に発散することが大切です。

1.8 脳梗塞・脳出血などの脳血管障害

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害は、突然の激しいめまいを引き起こすことがあります。手足のしびれ、ろれつが回らない、意識消失などの症状を伴う場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

1.9 薬の副作用

服用している薬の中には、めまいを副作用として引き起こすものがあります。現在服用している薬がある場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

原因 特徴的な症状
良性発作性頭位めまい症 特定の頭の動きで起こる回転性のめまい、数秒から1分程度で治まる
起立性低血圧 急に立ち上がった時に起こるめまい、ふらつき
メニエール病 回転性のめまい、耳鳴り、難聴、数十分から数時間続く
貧血 めまい、ふらつき、動悸、息切れ、疲れやすい
脱水症状 めまい、ふらつき、頭痛、倦怠感、口渇

2. 寝起きのめまいに潜む危険なサイン

寝起きのめまいは誰にでも起こりうることですが、中には重大な病気が隠れている可能性もあります。いつものめまいとは違うと感じたら、以下の危険なサインがないか注意深く確認しましょう。

2.1 危険なサイン:緊急性を要する症状

以下の症状が現れた場合は、一刻も早く医療機関を受診してください。

症状 詳細
回転性のめまい 天井や周囲がぐるぐると回転しているように感じる激しいめまいで、吐き気を伴うこともあります。良性発作性頭位めまい症、メニエール病などが疑われます。
激しい頭痛 今まで経験したことのないような激しい頭痛が突然起きた場合は、くも膜下出血などの可能性があります。
手足のしびれ 片側の手足にしびれがある場合は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の疑いがあります。
ろれつが回らない 言葉がうまく話せない、呂律が回らないといった症状は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の前兆である可能性があります。
意識消失 突然意識を失う、気を失うといった症状は、様々な原因が考えられますが、いずれも緊急性を要します。

2.2 危険なサイン:注意深く観察すべき症状

以下の症状は、緊急性は低いものの、放置すると悪化する可能性があります。医療機関への受診を検討しましょう。

症状 詳細
吐き気や嘔吐 めまいとともに吐き気や嘔吐がある場合、メニエール病や脳の異常などが疑われます。
物が二重に見える 物が二重に見える複視は、脳神経の異常や眼の病気などが原因で起こることがあります。
耳鳴りや難聴 めまいと同時に耳鳴りや難聴がある場合は、メニエール病や聴神経腫瘍などが疑われます。片耳だけの耳鳴りや難聴は特に注意が必要です。
立ちくらみ、ふらつき 立ち上がった時などに、目の前が暗くなったり、ふらついたりする症状は、起立性低血圧などが考えられます。特に高齢者の場合は、転倒による骨折のリスクが高まるため注意が必要です。
動悸、息切れ めまいとともに動悸や息切れがある場合は、心臓の病気や貧血などが疑われます。

これらの症状は、必ずしも危険な病気を示すとは限りません。しかし、自己判断は危険です。少しでも不安を感じたら、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。

3. 寝起きのめまいが起きた時の対処法

寝起きのめまいに襲われた時、慌てずに適切な対処をすることが大切です。症状が悪化するのを防ぎ、少しでも早く楽になるための対処法をいくつかご紹介します。

3.1 安静にする

めまいを感じたら、まずは安全な場所に移動し、横になるか座って安静にしましょう。無理に動くと症状が悪化したり、転倒する危険性があります。 暗くて静かな場所で目を閉じ、めまいが落ち着くまで待ちましょう。可能であれば、楽な姿勢で横になり、頭を少し高くすると良いでしょう。

3.2 水分を補給する

脱水症状がめまいの原因となっている場合もあります。常温の水やスポーツドリンクなどをゆっくりと飲み、水分を補給しましょう。 糖分を含んだ飲み物は吸収が早いのでおすすめです。ただし、一度に大量に飲むのではなく、少しずつこまめに飲むように心がけてください。

3.3 ゆっくりと起き上がる

めまいを感じている時に急に立ち上がると、血圧の急激な変化によってめまいが悪化することがあります。布団やベッドから起き上がる際は、時間をかけてゆっくりと動作を行いましょう。 まずは横向きになり、それから上体を起こして座ります。数分間そのままの姿勢を保ち、めまいが治まってきたらゆっくりと立ち上がりましょう。

3.4 めまい体操

めまいの原因の一つである良性発作性頭位めまい症は、耳石という小さなカルシウムの結晶が三半規管に入り込むことで起こります。めまい体操は、この耳石を元の位置に戻すための体操です。自己判断で行わず、医師の指導のもとで行うようにしてください。 代表的なめまい体操であるエプリー法は、いくつかの手順を踏んで行います。インターネットで検索する際は、情報源の信頼性を確認するようにしましょう。

3.5 カフェインを控える

カフェインには利尿作用があり、体内の水分を排出してしまうため、脱水症状を悪化させる可能性があります。めまいを感じている時は、コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲み物を控えるようにしましょう。 カフェインレスの飲み物やハーブティーを選ぶと良いでしょう。

3.6 症状が続く場合の対処法

上記の対処法を試してもめまいが改善しない場合、または以下の症状を伴う場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

症状 説明
回転性のめまい 周囲がぐるぐると回転しているように感じるめまい
激しい頭痛 今まで経験したことのないような激しい頭痛
手足のしびれ 片側の手足にしびれがある、または両手両足にしびれがある
ろれつが回らない 言葉がうまく話せない、舌がもつれる
意識消失 短時間でも意識を失う
吐き気や嘔吐 激しい吐き気や嘔吐が続く
物が二重に見える 物が二つに重なって見える
耳鳴りや難聴 片耳、または両耳に耳鳴りや難聴がある

これらの症状は、重大な病気のサインである可能性があります。自己判断せずに、専門家の診断を受けることが重要です。

4. 寝起きのめまいを予防するための生活習慣

寝起きのめまいは、生活習慣の乱れが原因となることも少なくありません。規則正しい生活を送り、めまいを起こしにくい体づくりを心がけましょう。

4.1 規則正しい睡眠

睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、めまいを引き起こす原因となります。毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間を7時間程度確保するように心がけましょう。

寝る前のカフェインやアルコールの摂取は避け、寝室は静かで暗く、涼しい環境に整えましょう。

寝る前にスマートフォンやパソコンなどの画面を見るのも控えましょう。画面から発せられるブルーライトは睡眠の質を低下させる可能性があります。

4.2 バランスの良い食事

栄養バランスの偏りは、貧血やめまいを引き起こす可能性があります。特に、鉄分、ビタミンB群、ビタミンDはめまいの予防に効果的です。

レバーやほうれん草などの鉄分を多く含む食品、豚肉や卵などのビタミンB群を多く含む食品、魚やきのこなどのビタミンDを多く含む食品を積極的に摂りましょう。

栄養素 主な役割 多く含まれる食品
鉄分 血液を作るのに必要 レバー、ほうれん草、ひじき
ビタミンB群 神経の機能維持に必要 豚肉、うなぎ、卵
ビタミンD カルシウムの吸収を助ける 鮭、しいたけ、いわし

4.2.1 水分補給をしっかりと

脱水症状もめまいの原因の一つです。1日に1.5~2リットル程度の水分をこまめに摂るように心がけましょう。特に、起床後、入浴後、運動後は意識的に水分を補給することが大切です。

カフェインを多く含む飲み物は利尿作用があるため、水分補給には不向きです。水や麦茶、ノンカフェインのお茶などを飲むようにしましょう。

4.3 適度な運動

適度な運動は、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果があります。ウォーキングやジョギング、ヨガなど、無理なく続けられる運動を見つけましょう。ただし、激しい運動は逆効果になる場合があるので、自分の体力に合った運動を選ぶことが大切です。

4.4 ストレス軽減

ストレスは自律神経のバランスを崩し、めまいを引き起こす原因となります。ストレスを溜め込まないように、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

趣味に没頭したり、リラックスできる音楽を聴いたり、アロマを焚いたりするのも効果的です。また、友人や家族に話を聞いてもらうこともストレス軽減に繋がります。

呼吸法や瞑想なども、心身をリラックスさせる効果があります。深い呼吸を意識的に行うことで、自律神経のバランスを整えることができます。

4.5 禁煙

喫煙は血管を収縮させ、血流を悪くするため、めまいを引き起こしやすくします。禁煙することで、めまいだけでなく、他の様々な健康リスクも軽減できます。

4.6 過度な飲酒を避ける

過度な飲酒は脱水症状を引き起こし、めまいの原因となります。また、アルコールは内耳の機能にも影響を与えるため、めまいを悪化させる可能性があります。飲酒は適量を守り、飲み過ぎないように注意しましょう。

 

6. めまい日記の活用で原因特定をスムーズに

寝起きのめまいは、様々な原因が考えられます。その原因を特定し、適切な対処をするためには、「めまい日記」をつけることが非常に有効です。

めまい日記をつけることで、めまいの症状、発症時間、持続時間、頻度、誘発要因、関連症状などを記録し、客観的に自分のめまいの状態を把握することができます。これは、医療機関を受診する際にも医師に的確な情報を伝えることができ、診断の助けとなります。

6.1 めまい日記の書き方

めまい日記には、以下の項目を記録するようにしましょう。

項目 内容 記録例
日付 めまいが発生した日付 2024年1月1日
時間 めまいが発生した時間 午前7時頃
めまいの種類 回転性、浮動性、動揺性など グルグル回るようなめまい
めまいの程度 軽い、中等度、激しいなど 立っていられないほど
持続時間 めまいが続いた時間 約5分
誘発要因 めまいが起こる前に何かしたか、何かきっかけがあったか 寝返りをうった時
関連症状 吐き気、頭痛、耳鳴り、難聴など 吐き気、冷や汗
その他 気づいたこと、気になったことなど 寝不足気味だった

6.2 めまい日記を活用して医療機関を受診

めまい日記を記録することで、自分のめまいのパターンが見えてきます。例えば、特定の動作でめまいが起きやすい、特定の時間にめまいが起こりやすいなど、自分のめまいの特徴を把握することができます。

また、めまい日記は医師とのコミュニケーションツールとしても役立ちます。医師に自分のめまいの状態を詳しく伝えることで、適切な検査や治療を受けることができます。問診票の代わりとして活用したり、受診時に持参して医師に見せることで、スムーズな診療につながります。

継続して記録することで、治療の効果を客観的に評価することもできます。治療開始後も記録を続け、めまいの頻度や程度がどのように変化したかを記録することで、治療方針の決定に役立ちます。

6.3 めまい日記をつける上での注意点

めまい日記をつける際には、以下の点に注意しましょう。

  • 正確に記録する:記憶が曖昧な状態で記録するのではなく、めまいが起こった直後に記録するようにしましょう。発生日時や症状、持続時間など、できるだけ正確に記録することが大切です。
  • 継続して記録する:1回記録しただけでは、めまいのパターンを把握することはできません。毎日記録を続けることで、原因特定に繋がる情報が見えてきます。
  • 自分に合った方法で記録する:手帳やノートに手書きで記録しても良いですし、スマートフォンのアプリを利用しても良いでしょう。自分に合った方法で、無理なく続けられる方法を選びましょう。

寝起きのめまいに悩んでいる方は、ぜひめまい日記をつけて、原因の特定と適切な対処に役立ててください。

7. まとめ

寝起きのめまいは、良性発作性頭位めまい症や起立性低血圧、メニエール病、貧血、脱水症状、睡眠不足、ストレスなど、様々な原因が考えられます。中には脳梗塞や脳出血といった命に関わる危険な病気が隠れている可能性もあるため、軽く考えずに原因を特定することが重要です。

めまいとともに、回転性のめまいや激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らない、意識消失、吐き気や嘔吐、物が二重に見える、耳鳴りや難聴といった症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。緊急性を要する場合もありますので、ためらわず救急車を呼ぶことも検討してください。

めまいの症状が軽い場合でも、めまい日記をつけることで、原因の特定に役立ちます。いつ、どのような状況でめまいが起きたのか、どのような症状を伴っていたのかなどを記録しておきましょう。規則正しい生活習慣を心がけ、めまいを予防することも大切です。お困りの方は当院へご相談ください

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代表

山崎 了(やまさきさとる)

住所

〒592-0002
大阪府高石市羽衣2丁目3-23
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