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疲れからくるめまい?放置すると危険な症状と今すぐできる改善策

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めまいと疲れが同時に起こると、不安になりますよね。実は、その2つには深い関係があるかもしれません。この記事では、疲れからくるめまいの種類や、放置することで起こる危険な症状、そして今すぐできる改善策まで、詳しく解説します。良性発作性頭位めまい症、メニエール病、起立性調節障害など、具体的な病名も挙げながら説明するので、自分の症状に当てはまるものがないか確認できます。

めまいと疲れが同時に起こると、不安になりますよね。実は、その2つには深い関係があるかもしれません。この記事では、疲れからくるめまいの種類や、放置することで起こる危険な症状、そして今すぐできる改善策まで、詳しく解説します。良性発作性頭位めまい症、メニエール病、起立性調節障害など、具体的な病名も挙げながら説明するので、自分の症状に当てはまるものがないか確認できます。さらに、回転性のめまいや浮動性のめまい、立ちくらみなど、めまいのサインについても解説。具体的な改善策として、睡眠、食事、運動、ストレス軽減、水分補給の重要性についても触れていますので、読み終える頃には、めまいと疲れへの理解が深まり、具体的な対策を始めることができるでしょう。

1. めまいと疲れの関係性

めまいと疲れは、一見無関係に思えるかもしれませんが、実は密接な関係があります。疲れが蓄積すると、めまいを引き起こしやすくなるだけでなく、めまいによってさらに疲れが増すという悪循環に陥る可能性もあるのです。この章では、めまいと疲れがどのように関連しているのか、そのメカニズムを詳しく解説します。

1.1 自律神経の乱れ

疲れの主な原因の一つとして、自律神経の乱れが挙げられます。自律神経は、体の機能を自動的に調整する神経系で、交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経は活動時に優位になり、副交感神経は休息時に優位になります。しかし、過労やストレス、睡眠不足などが続くと、このバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまうのです。自律神経の乱れは、めまいだけでなく、吐き気、頭痛、動悸、息切れなど、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。

1.2 血行不良

疲れが蓄積すると、血行が悪くなる傾向があります。血行不良は、脳や内耳への酸素供給を不足させ、めまいを引き起こす原因となります。特に、立ちくらみのようなめまいは、血行不良が原因であることが多いです。また、疲労によって筋肉が緊張し、血管が圧迫されることも、血行不良を悪化させる要因となります。

1.3 脳への負担

慢性的な疲労は、脳に大きな負担をかけます。脳は、体全体の機能をコントロールする重要な器官であり、常に多くのエネルギーを消費しています。疲れが溜まっている状態では、脳の機能が低下し、めまいなどの症状が現れやすくなります。また、ストレスも脳に負担をかける要因の一つです。ストレスを感じると、脳内でコルチゾールというホルモンが分泌され、これが過剰になると、めまい、頭痛、不眠などの症状を引き起こす可能性があります。

1.4 栄養不足

疲れが溜まっている時は、食欲が低下したり、食事がおろそかになりがちです。栄養不足は、体の機能を維持するために必要なエネルギーや栄養素が不足している状態であり、めまいを含む様々な不調の原因となります。特に、鉄分不足による貧血は、めまいを引き起こす代表的な原因の一つです。鉄分は、血液中のヘモグロビンという酸素を運ぶ役割を担うたんぱく質の構成成分であり、鉄分が不足すると、酸素が全身に行き渡らなくなり、めまい、動悸、息切れなどの症状が現れます。

要因 めまいとの関連性
自律神経の乱れ 自律神経のバランスが崩れることで、めまい、吐き気、頭痛などの症状が現れる。
血行不良 脳や内耳への酸素供給が不足し、めまい、特に立ちくらみを起こしやすくなる。
脳への負担 脳の機能低下により、めまいが生じやすくなる。ストレスも脳に負担をかけ、めまいを誘発する。
栄養不足 鉄分不足による貧血は、めまいを引き起こす代表的な原因の一つ。

このように、めまいと疲れは複雑に関係しています。疲れを放置することでめまいが悪化したり、めまいによってさらに疲れが溜まるという悪循環に陥る可能性があるため、早期に対処することが重要です。次の章では、疲れからくるめまいの種類について詳しく解説します。

2. 疲れからくるめまいの種類

めまいと疲れは密接に関係しており、疲れが原因で様々な種類のめまいが起こることがあります。ここでは、代表的なめまいの種類をいくつかご紹介します。

2.1 良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、特定の頭の位置の変化によって引き起こされる、回転性のめまいです。頭を動かした時や、寝返りを打った時などに、強い回転性のめまいが数秒から1分程度続きます。 耳の奥にある三半規管という平衡感覚をつかさどる器官に、耳石という小さなカルシウムの結晶が入り込むことが原因と考えられています。一般的には自然に治癒することもありますが、繰り返す場合もあります。

2.2 メニエール病

メニエール病は、回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感などの症状が繰り返し起こる病気です。 内耳にある内リンパ液の量が増加することが原因と考えられていますが、はっきりとした原因は解明されていません。症状の程度や頻度は個人差が大きく、めまい発作は数十分から数時間続くこともあります。また、メニエール病は難聴が進行する可能性もあるため、早期の診断と治療が重要です。

2.3 起立性調節障害

起立性調節障害は、立ち上がった時に血圧が低下し、脳への血流が一時的に不足することで起こるめまいです。 立ちくらみやふらつき、動悸、息切れ、倦怠感などの症状が現れます。思春期の子供に多く見られますが、大人でも発症することがあります。自律神経の機能が未熟であることや、生活習慣の乱れなどが原因と考えられています。症状が軽い場合は、生活習慣の改善で改善されることもありますが、重症の場合は薬物療法が必要となることもあります。

めまいの種類 主な症状 原因
良性発作性頭位めまい症 頭の位置の変化による回転性のめまい(数秒~1分程度) 三半規管への耳石の侵入
メニエール病 回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感 内リンパ液の増加(原因不明)
起立性調節障害 起立時のめまい、立ちくらみ、ふらつき、動悸、息切れ、倦怠感 自律神経の機能不全、生活習慣の乱れ

これらの他にも、貧血や低血圧、脱水症状、脳腫瘍などが原因でめまいが起こることもあります。 めまいと同時に吐き気や嘔吐、頭痛、しびれなどの症状がある場合や、めまいが長く続く場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。

3. めまいと疲れを放置することで起こる危険な症状

めまいと疲れを放置すると、様々な症状が現れる可能性があります。初期段階では軽微な症状でも、放置することで深刻な病気を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。ここでは、めまいと疲れを放置することで起こる危険な症状について詳しく解説します。

3.1 貧血

慢性的な疲労や、栄養バランスの乱れからくる鉄欠乏性貧血は、めまいを引き起こす原因の一つです。酸素を運ぶヘモグロビンが不足することで、脳への酸素供給が滞り、めまいや立ちくらみ、動悸、息切れなどの症状が現れます。疲れに加えて、顔色が悪い、爪が割れやすいなどの症状が見られる場合は、貧血の可能性も考慮し、医療機関への受診をおすすめします。

3.2 脳梗塞

3.2.1 脳梗塞の初期症状

脳梗塞は、脳の血管が詰まることで脳への血液供給が絶たれ、脳組織が壊死してしまう病気です。突然の激しい頭痛やめまい、吐き気、ろれつが回らない、手足のしびれや麻痺などが主な症状です。疲れが蓄積している状態では、血流が悪くなりやすく、脳梗塞のリスクが高まります。また、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病も脳梗塞の危険因子となるため、注意が必要です。初期症状を見逃さず、迅速な対応が重要になります。

症状 詳細
片側の顔面または手足の麻痺 急激に力が入らなくなったり、感覚が鈍くなったりします。
ろれつが回らない 言葉がうまく話せなくなったり、相手の話していることが理解しにくくなったりします。
激しい頭痛 今まで経験したことのないような激しい頭痛が突然起こります。
視野障害 物が二重に見えたり、視野の一部が欠けたりします。
めまい、ふらつき 立っていられないほどの激しいめまいやふらつきを感じることがあります。

3.3 心筋梗塞

3.3.1 心筋梗塞の危険性

心筋梗塞は、心臓の血管が詰まることで心臓の筋肉に血液が供給されなくなり、心臓の筋肉が壊死してしまう病気です。強い胸の痛みや圧迫感、呼吸困難、吐き気、冷や汗などの症状が現れます。過労やストレスは心筋梗塞の誘因となることが知られています。また、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病も心筋梗塞のリスクを高めるため、注意が必要です。心筋梗塞は命に関わる危険な病気であるため、早期発見、早期治療が非常に重要です。

3.3.2 心筋梗塞と疲労の関係

過労や慢性的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、血管を収縮させやすくなります。血管が収縮すると血圧が上昇し、心臓に負担がかかり、心筋梗塞のリスクが高まります。また、疲労が蓄積すると、免疫力が低下し、動脈硬化の進行を早める可能性も指摘されています。十分な休息とストレス管理は、心筋梗塞の予防に不可欠です。

めまいや疲れを感じた際は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。早期発見、早期治療が健康を守る上で重要です。

4. 疲れと関係のあるめまいのサイン

慢性的な疲労を感じている時にめまいが起こると、不安になりますよね。めまいは、その種類によって原因や対処法が異なってきます。疲れと関係のあるめまいのサインを正しく理解し、適切な対応をすることが大切です。

4.1 回転性のめまい

回転性のめまいは、まるで自分が回転しているかのように感じる、あるいは周囲が回転しているかのように感じるめまいです。吐き気や嘔吐を伴うこともあります。良性発作性頭位めまい症やメニエール病などでよく見られます。

4.1.1 良性発作性頭位めまい症が疑われる場合

頭を特定の向きに動かしたときに、激しい回転性のめまいが短時間(数秒から1分程度)起こります。比較的よくあるめまいで、耳の奥にある三半規管という器官の異常が原因と考えられています。

4.1.2 メニエール病が疑われる場合

回転性のめまいに加えて、耳鳴りや難聴、耳の閉塞感などの症状が同時に起こります。メニエール病は内耳のリンパ液のバランスが崩れることで起こるとされています。

4.2 浮動性のめまい

浮動性のめまいは、ふわふわと浮いているような感覚、あるいは体が揺れているような感覚のめまいです。地面が揺れているように感じたり、雲の上を歩いているような感覚になることもあります。起立性調節障害や過換気症候群、自律神経の乱れなどで起こりやすいめまいです。

4.2.1 起立性調節障害が疑われる場合

朝起きた時や急に立ち上がった時に、目の前が暗くなったり、クラッとしたりします。思春期の子供に多く見られますが、大人でも起こることがあります。自律神経の調節機能が未熟なために、血圧がうまく調節できず、脳への血流が一時的に不足することが原因です。

4.2.2 自律神経の乱れが疑われる場合

過労やストレス、睡眠不足などが原因で自律神経が乱れると、めまいの他に、頭痛、肩こり、動悸、息切れ、倦怠感などの症状が現れることがあります。

4.3 立ちくらみ

立ちくらみは、急に立ち上がった時に、目の前が暗くなったり、クラッとしたりする症状です。医学的には「眼前暗黒感」と呼ばれます。一時的な脳貧血が原因で起こります。貧血や低血圧、脱水症状などで起こりやすいため、水分をこまめに摂るゆっくりと立ち上がるなどの工夫が必要です。

めまいの種類 症状 考えられる原因
回転性めまい 自分が回転している、あるいは周囲が回転しているように感じる 良性発作性頭位めまい症、メニエール病など
浮動性めまい ふわふわと浮いているような感覚、体が揺れているような感覚 起立性調節障害、過換気症候群、自律神経の乱れなど
立ちくらみ 急に立ち上がった時に、目の前が暗くなる、クラッとする 一時的な脳貧血、貧血、低血圧、脱水症状など

これらのサインはあくまで目安です。自己判断せず、気になる症状がある場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしてください。

5. 今すぐできるめまいと疲れの改善策

めまいと疲れでお悩みの方は、まずご自身の生活習慣を見直してみましょう。すぐにできる改善策をいくつかご紹介します。

5.1 十分な睡眠

睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、めまいや倦怠感を引き起こす大きな要因となります。毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間を7時間程度確保することで、体内時計が整い、質の高い睡眠を得られるようになります。寝る前にカフェインを摂取したり、スマートフォンを長時間見たりすることは避け、リラックスできる環境を作るように心がけましょう。

5.2 バランスの取れた食事

栄養バランスの偏りは、めまいや疲れの原因となる貧血や低血糖などを招きます。主食・主菜・副菜を揃え、様々な食品をバランス良く摂取することが大切です。特に、鉄分、ビタミンB群、タンパク質は、めまいや疲労回復に効果的と言われています。レバー、ほうれん草、卵、牛乳、大豆製品などを積極的に摂り入れましょう。インスタント食品や加工食品の摂り過ぎは避け、できるだけ新鮮な食材を使った食事を心がけてください。

5.3 適度な運動

適度な運動は、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果があります。ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなど、無理なく続けられる運動を選びましょう。激しい運動はかえって疲労を蓄積させてしまうため、ご自身の体力に合わせた運動強度を心がけてください。毎日継続することで、めまいや疲れにくい体を作ることができます。

5.4 ストレス軽減

ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、めまいや疲れを増長させる要因となります。趣味やリラックスできる活動を見つけ、ストレスを上手に発散することが大切です。好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりするのも効果的です。また、友人や家族と過ごす時間を持つことも、ストレス軽減に繋がります。自分にとって心地良いリフレッシュ方法を見つけ、実践してみましょう。

5.5 水分補給

体内の水分が不足すると、血液の循環が悪くなり、めまいや立ちくらみを起こしやすくなります。こまめな水分補給を心がけ、脱水症状を防ぎましょう。一度に大量の水分を摂取するのではなく、少量ずつこまめに飲むことが効果的です。また、カフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、水分補給には不向きです。水や麦茶、ノンカフェインのお茶などを積極的に飲みましょう。特に、夏場や運動後などは、意識的に水分を摂るようにしてください。

改善策 具体的な方法 期待できる効果
睡眠 毎日同じ時間に寝起き、7時間程度の睡眠時間を確保。寝る前のカフェインやスマホは避ける。 自律神経のバランスを整え、質の高い睡眠を得られる。
食事 主食・主菜・副菜を揃え、鉄分、ビタミンB群、タンパク質を積極的に摂取。 貧血や低血糖の予防、疲労回復効果。
運動 ウォーキング、ジョギング、ヨガなど、無理なく続けられる運動を継続する。 血行促進、自律神経のバランス調整、疲れにくい体作り。
ストレス軽減 趣味、リラックスできる活動、アロマ、入浴などでストレスを発散する。 自律神経の乱れを抑制、めまいや疲れの軽減。
水分補給 こまめに水や麦茶、ノンカフェインのお茶などを摂取する。 脱水症状の予防、血行促進、めまいや立ちくらみの軽減。

これらの改善策を実践しても、めまいや疲れが改善しない場合や、症状が悪化する場合は、医療機関への受診を検討しましょう。

 

6. まとめ

めまいと疲れは、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、起立性調節障害など、様々な原因が考えられます。放置すると貧血、脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な病気を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。回転性、浮動性、立ちくらみなど、めまいの種類やサインを理解することで、適切な対処ができます。改善策として、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス軽減、水分補給などが有効です。これらの対策を試みても改善が見られない場合や、症状が重い場合は、医療機関への受診を検討しましょう。ご自身の健康状態を把握し、適切な対応をすることが大切です。

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代表

山崎 了(やまさきさとる)

住所

〒592-0002
大阪府高石市羽衣2丁目3-23
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