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生理前のめまいに悩まされていませんか?その原因と改善策

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生理前のめまいに悩まされていませんか?その原因と改善策

生理前に襲ってくる、あの不快なめまい。目の前がぐるぐる回ったり、ふわふわ浮いているような感覚になったり、あるいは急に立ちくらみがしたり…。日常生活にも支障が出てしまい、本当につらいですよね。今回は、そんな生理前のめまいの原因と具体的な改善策を分かりやすく解説します。生理前のめまいは、主に女性ホルモンの変動や貧血、自律神経の乱れなどが原因で起こります。これらの原因を理解することで、自分に合った対策を見つけやすくなります。本記事では、食事や生活習慣の改善方法はもちろん、ツボ押しやアロマテラピーなどのセルフケア、さらに症状が重い場合の対処法まで、幅広くご紹介します。つらい生理前のめまいを少しでも和らげ、快適に過ごせるように、ぜひ参考にしてみてください。

1. 生理前のめまいとは?

生理前にめまいを感じること、ありませんか?多くの女性が経験するこの症状。実は様々な原因が考えられます。今回は、生理前のめまいの種類や症状、そしてその原因について詳しく解説していきます。

1.1 めまいの種類と症状

めまいと一言で言っても、その症状は様々です。大きく分けて以下の3つの種類があります。

1.1.1 回転性めまい

周囲がぐるぐると回転しているように感じるめまいです。自分自身が回転しているように感じる場合もあります。吐き気や嘔吐を伴うことも多く、立っていられないほどの強いめまいを感じることもあります。数秒から数分続くこともあれば、数時間続く場合もあります

1.1.2 浮動性めまい

ふわふわと浮いているような感覚、または体が揺れているような感覚のめまいです。地面が揺れているように感じたり、雲の上を歩いているような感覚になることもあります。不安定な感覚が持続し、集中力の低下や倦怠感につながることもあります。

1.1.3 立ちくらみ

急に立ち上がった際に、目の前が暗くなったり、クラッとする症状です。一時的に脳への血流が不足することで起こります。数秒から数十秒で回復することが一般的ですが、失神してしまう場合もあります。

めまいの種類 症状
回転性めまい 周囲がぐるぐる回転する、吐き気や嘔吐を伴う場合も
浮動性めまい ふわふわと浮いているような感覚、地面が揺れているような感覚
立ちくらみ 急に立ち上がった際に目の前が暗くなる、クラッとする

1.2 生理前にめまいが起こりやすい理由

生理前は、女性ホルモンのバランスが大きく変動する時期です。特に、プロゲステロン(黄体ホルモン)の増加は、自律神経のバランスを崩しやすく、めまいを引き起こす一因となります。また、生理前は貧血気味になりやすく、これもめまいの原因となることがあります。さらに、月経前症候群(PMS)の症状として、めまいが現れる場合もあります。

これらの要因が複雑に絡み合い、生理前にめまいが起こりやすくなると考えられています。普段からめまいの症状がある方は、生理前は特に注意が必要です。

2. 生理前のめまいの原因

生理前にめまいが起こる原因はさまざまですが、主に女性ホルモンの変動や貧血、自律神経の乱れ、ストレスなどが関係しています。これらの原因が複雑に絡み合ってめまいを引き起こす場合もあるため、ご自身の状態を把握し、適切な対策をとることが重要です。

2.1 女性ホルモンの変動

生理周期に伴う女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の変動は、自律神経のバランスを崩しやすく、めまいにつながることがあります。特にプロゲステロンは血管拡張作用があり、血圧を低下させる作用があるため、立ちくらみを起こしやすくなります。また、エストロゲンの急激な減少も自律神経の乱れに拍車をかけ、めまいを引き起こす一因となります。

2.2 貧血

月経による出血で鉄分が失われることで、貧血になりやすくなります。貧血になると、血液中の酸素運搬能力が低下し、脳への酸素供給が不足するため、めまいや立ちくらみが起こりやすくなります。普段から鉄分を多く含む食品を積極的に摂取することが大切です。

2.3 低血糖

生理前は血糖値が乱れやすく、低血糖状態になりやすい時期です。低血糖になると、脳へのエネルギー供給が不足し、めまいやふらつきが生じることがあります。特に、食事を抜いたり、糖質を極端に制限している場合は注意が必要です。

2.4 自律神経の乱れ

女性ホルモンの変動やストレス、生活習慣の乱れなどは自律神経のバランスを崩し、めまいを引き起こす原因となります。自律神経は、体温調節や血圧調節、消化機能など、体の様々な機能をコントロールしています。自律神経が乱れると、これらの機能が正常に働かなくなり、めまいだけでなく、頭痛、吐き気、倦怠感などの様々な不調が現れることがあります。リラックスする時間を作る、規則正しい生活を送るなど、自律神経を整えるための工夫を心がけましょう。

2.5 ストレス

ストレスは自律神経のバランスを崩し、めまいの原因となることがあります。現代社会においてストレスを完全に無くすことは難しいですが、ストレスをうまく管理することが重要です。 自分のストレスの原因を把握し、適切なストレス解消法を見つけるようにしましょう。例えば、軽い運動や趣味、友人との会話など、自分に合った方法でストレスを発散することが大切です。

2.6 睡眠不足

睡眠不足は自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れにつながり、めまいを引き起こしやすくなります。質の高い睡眠を十分にとることは、生理前のめまいだけでなく、健康維持のためにも非常に重要です。 睡眠時間を確保するのはもちろんのこと、寝る前のカフェイン摂取を控えたり、リラックスできる環境を作るなど、睡眠の質を高める工夫も大切です。

2.7 脱水症状

体内の水分が不足すると、血液の循環が悪くなり、脳への酸素供給が不足し、めまいが起こりやすくなります。特に生理前は、ホルモンバランスの影響で体内の水分量が変動しやすいため、意識的に水分を摂取することが重要です。 水分補給には、水やお茶だけでなく、味噌汁やスープなどの水分を多く含む食品も有効です。

原因 詳細
女性ホルモンの変動 エストロゲンとプロゲステロンの変動が自律神経に影響
貧血 鉄分不足による酸素運搬能力の低下
低血糖 脳へのエネルギー供給不足
自律神経の乱れ ホルモンバランスの変動、ストレス、生活習慣の乱れなどが影響
ストレス 自律神経のバランスを崩す大きな要因
睡眠不足 自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れにつながる
脱水症状 血液循環の悪化による脳への酸素供給不足

3. 生理前のめまいの改善策

生理前のめまいを改善するためには、食事内容の見直しや生活習慣の改善、そしてその他の対策を組み合わせて、多角的にアプローチしていくことが大切です。ご自身の症状や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。

3.1 食事の改善

毎日の食事を見直すことで、めまいの原因となる貧血や低血糖、脱水症状などを予防・改善することができます。

3.1.1 鉄分を多く含む食品を摂る

鉄分は血液を作る上で欠かせない栄養素です。生理中は血液が失われるため、普段以上に鉄分を意識して摂取することが大切です。鉄分の吸収率を高めるためには、ビタミンCと一緒に摂るのがおすすめです。

食品 鉄分含有量(mg/100g)
レバー(豚) 13.0
ひじき(乾燥) 55.0
小松菜 2.1
ほうれん草 2.0

3.1.2 ビタミンB群を摂取する

ビタミンB群は、赤血球の生成を助け、エネルギー代謝を促進する働きがあります。豚肉やレバー、うなぎ、卵などに多く含まれていますので、積極的に摂り入れましょう。

3.1.3 血糖値を安定させる食事を心がける

血糖値の急激な上昇や下降は、めまいを引き起こす原因となります。野菜や海藻、きのこなど食物繊維の多い食品を最初に食べる、よく噛んで食べる、ドカ食いしないなど、血糖値を安定させる食習慣を身につけましょう。

3.1.4 水分をこまめに摂る

脱水症状もめまいの原因の一つです。こまめに水分を摂ることを意識しましょう。特に、夏場や運動後などは、意識的に水分補給を行いましょう。ノンカフェインの飲み物や経口補水液などもおすすめです。

3.2 生活習慣の改善

生活習慣の乱れは、自律神経のバランスを崩し、めまいを悪化させる可能性があります。規則正しい生活を心がけましょう。

3.2.1 十分な睡眠時間を確保する

睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、めまいを悪化させる可能性があります。毎日同じ時間に就寝・起床し、質の良い睡眠を7時間程度確保するように心がけましょう。

3.2.2 適度な運動をする

適度な運動は、血行を促進し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。ウォーキングやヨガなど、軽い運動を習慣的に行いましょう。ただし、激しい運動は逆効果になる場合があるので、無理のない範囲で行うことが大切です。

3.2.3 ストレスを軽減する

ストレスは自律神経のバランスを崩し、めまいを悪化させる大きな要因となります。趣味の時間を楽しんだり、リラックスできる音楽を聴いたりと、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

3.2.4 入浴方法を見直す

熱いお湯に長時間浸かることは、血圧の変動を招き、めまいを引き起こす可能性があります。ぬるめのお湯に10~15分程度浸かるようにしましょう。半身浴もおすすめです。

3.3 その他の対策

上記に加えて、下記のような対策も効果的です。

3.3.1 漢方薬を試してみる

体質に合った漢方薬を服用することで、めまいの症状を緩和できる場合があります。漢方薬局の薬剤師に相談してみましょう。

3.3.2 サプリメントを活用する

鉄分やビタミンB群などの不足を補うために、サプリメントを活用するのも一つの方法です。ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割であることを忘れずに、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

3.3.3 ツボ押し

内関や合谷などのツボを刺激することで、めまいの症状を緩和できる場合があります。ツボ押しの方法については、専門書やインターネットなどで調べてみましょう。

3.3.4 アロマテラピー

ラベンダーやペパーミントなどのアロマオイルは、リラックス効果があり、めまいの症状を和らげる効果が期待できます。アロマポットやアロマディフューザーなどを使用して、香りを楽しんでみましょう。

 

5. 生理前以外のめまいの原因と対処法

めまいは生理前以外にも様々な原因で起こることがあります。例えば、メニエール病良性発作性頭位めまい症前庭神経炎などの耳の病気が原因となることがあります。また、脳梗塞脳腫瘍などの脳の病気が原因となる場合もあります。その他、貧血低血圧不整脈薬の副作用精神的なストレス睡眠不足脱水症状などもめまいの原因となることがあります。めまいが続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。

6. 生理前以外のめまいの原因と対処法

生理前に限らず、めまいは様々な原因で起こります。原因によって適切な対処法も異なってきますので、まずはご自身に当てはまる原因を探ってみましょう。

6.1 めまいの主な原因

めまいの原因は多岐に渡りますが、大きく分けて以下の3つのカテゴリーに分類できます。

6.1.1 末梢性めまい

耳の奥にある平衡感覚をつかさどる三半規管や耳石器の障害によって起こるめまいです。回転性めまいや浮動性めまい、吐き気や耳鳴りを伴うことが多いです。

病名 症状
良性発作性頭位めまい症 特定の頭の位置でめまいが起こる
メニエール病 回転性めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感の発作を繰り返す
前庭神経炎 強い回転性めまいが突然起こり、数日間続く

6.1.2 中枢性めまい

脳の異常によって起こるめまいです。小脳や脳幹の障害が原因となることが多く、回転性めまいや浮動性めまい、ふらつき、ろれつが回らない、物が二重に見えるなどの症状が現れます。命に関わる場合もありますので、すぐに医療機関を受診しましょう。

病名 症状
脳梗塞 めまい以外にも、手足の麻痺やしびれ、言語障害などが現れる
小脳出血 激しい頭痛とめまい、嘔吐、意識障害などが現れる
脳腫瘍 持続する頭痛やめまい、吐き気、麻痺などの症状が現れる

6.1.3 その他の原因

上記以外にも、様々な原因でめまいが起こることがあります。

原因 症状
起立性低血圧 急に立ち上がった時に起こる立ちくらみ
不整脈 動悸やめまい、息切れなどが起こる
貧血 めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、顔面蒼白などが起こる
低血糖 空腹時にめまい、冷や汗、動悸、手の震えなどが起こる
脱水症状 めまい、立ちくらみ、倦怠感、頭痛などが起こる
薬の副作用 服用している薬によってめまいが起こることがある
心因性めまい 不安やストレスなど、精神的な原因でめまいが起こる

6.2 めまいへの対処法

めまいの対処法は、その原因によって異なります。自己判断で対処せず、まずは医療機関を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。

6.2.1 医療機関の受診

めまいが続く場合や、強いめまい、吐き気、耳鳴り、難聴、頭痛、手足のしびれなどの症状を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。原因に応じて、耳鼻咽喉科、内科、脳神経外科などを受診します。

6.2.2 日常生活での注意点

めまいを感じた時は、安全な場所に座るか横になり、目を閉じて安静にすることが大切です。急に立ち上がったり、激しい運動は避けましょう。また、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な水分補給を心がけ、ストレスを溜めないようにすることも重要です。カフェインやアルコールの過剰摂取は控えましょう。

めまいは様々な原因で起こる症状です。原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。自己判断せず、医療機関を受診し、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。

7. まとめ

生理前のめまいは、多くの女性が経験する悩みのひとつです。その原因は、女性ホルモンの変動や貧血、低血糖、自律神経の乱れ、ストレス、睡眠不足、脱水症状など、多岐にわたります。めまいの種類も回転性、浮動性、立ちくらみなど様々です。原因によって対処法も異なってきますので、まずはご自身の状態を把握することが大切です。

生理前のめまいを改善するためには、鉄分やビタミンB群を多く含む食品を摂る、血糖値を安定させる食事を心がける、水分をこまめに摂るなど、食事の改善が有効です。また、十分な睡眠、適度な運動、ストレス軽減、入浴方法の見直しといった生活習慣の改善も重要です。漢方薬やサプリメント、ツボ押し、アロマテラピーなども症状緩和に役立つ場合もあります。

めまいがひどい場合は、我慢せずに医療機関を受診しましょう。婦人科、耳鼻咽喉科、内科などが考えられますが、症状に合わせて適切な診療科を選びましょう。受診の目安としては、めまいが日常生活に支障をきたす場合、吐き気や頭痛、耳鳴りなどの症状を伴う場合、めまいが長く続く場合などが挙げられます。生理前以外のめまいも、様々な原因が考えられます。根本的な原因を特定し、適切な対処をすることが大切です。少しでも気になる症状があれば、お気軽に当院へご相談ください。

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店舗名

リフェムLABO

代表

山崎 了(やまさきさとる)

住所

〒592-0002
大阪府高石市羽衣2丁目3-23
今重ビル3F
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