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めまいが治らない…その原因と治し方は?自宅でできる改善策まとめ

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めまいが治らない…その原因と治し方は?自宅でできる改善策まとめ

突然ぐるぐると世界が回転したり、ふわふわと地に足がつかないような感覚に襲われるめまい。その不快感から一刻も早く解放されたいのに、なかなか治まらないと不安になりますよね。めまいは、原因や種類によって適切な対処法が異なり、自己判断で対処しようとすると症状が悪化してしまう可能性もあります。この記事では、めまいの種類や原因、治し方、そして自宅でできる改善策を分かりやすく解説します。めまいの種類を理解することで、ご自身の症状がどのタイプに当てはまるのかを把握し、適切な対処法を見つける第一歩を踏み出せます。さらに、めまいが治らない原因を探ることで、根本的な解決策を見つけるヒントが得られます。ツボ押しやストレッチ、生活習慣の改善といった自宅でできる改善策を実践することで、めまい症状の緩和を目指しましょう。また、めまいが起こった時の対処法を知ることで、いざという時に落ち着いて行動できるようになります。そして、めまいの予防策を学ぶことで、再発防止にも繋がります。この記事を通して、めまいについての正しい知識を身につけ、快適な毎日を送るための一助としていただければ幸いです。

1. めまいの種類を知ろう

めまいは、大きく分けて回転性、浮動性、動揺性の3種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することで、原因の特定や適切な対処法につながります。

1.1 回転性めまい

回転性めまいは、周囲がぐるぐると回っているように感じるめまいです。自分自身や周囲が回転しているように感じ、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。数秒から数分続くこともあれば、数時間続く場合もあります。良性発作性頭位めまい症やメニエール病などでよく見られます。

1.2 浮動性めまい

浮動性めまいは、ふわふわと浮いているような感覚、または体が沈んでいくような感覚に襲われるめまいです。地面が揺れているような感覚や、雲の上を歩いているような感覚と表現されることもあります。不安定感やふらつきを伴うことが多く、メニエール病や起立性調節障害などで見られることがあります。

1.3 動揺性めまい

動揺性めまいは、体が揺れているような感覚、または傾いているような感覚に襲われるめまいです。乗り物酔いのような感覚と表現されることもあります。平衡感覚が失われているような感覚があり、立っていられないほどの強い症状が出ることもあります。小脳や脳幹の障害などで見られることがあります。

1.4 その他のめまい

上記3つのタイプのほかに、立ちくらみ眼前暗黒感などもめまいの一種として扱われることがあります。これらは貧血や低血圧、自律神経の乱れなどが原因で起こることがあります。また、心因性めまいといって、精神的なストレスや不安が原因でめまいが生じる場合もあります。

めまいの種類 症状 考えられる原因
立ちくらみ 目の前が暗くなり、意識が遠のくような感覚 貧血、低血圧、脱水など
眼前暗黒感 急に視界が暗くなる 脳血管障害、眼科疾患など
心因性めまい 不安やストレスによって引き起こされるめまい パニック障害、うつ病など

2. めまいが治らない原因

めまいが続く、なかなか治らない、と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。めまいは様々な原因で起こりうる症状です。原因を特定し適切な対処をすることが重要になりますので、まずはどのような原因が考えられるのかを見ていきましょう。

2.1 良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、特定の頭の位置の変化によって引き起こされる回転性のめまいです。頭を動かした時や、寝返りをうった時などに、グルグルと目が回るような感覚に襲われます。比較的よくあるめまいの原因で、耳の奥にある三半規管という器官の異常が原因と考えられています。

2.2 メニエール病

メニエール病は、回転性のめまい、耳鳴り、難聴、耳閉感などの症状が繰り返し起こる病気です。内耳のリンパ液のバランスが崩れることが原因と考えられていますが、はっきりとした原因は解明されていません。症状の程度や頻度は人によって様々です。

2.3 前庭神経炎

前庭神経炎は、平衡感覚をつかさどる前庭神経に炎症が起こることで、強い回転性のめまい、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。多くの場合、ウイルス感染が原因と考えられています。通常は数日で症状がピークを迎え、その後徐々に改善していきます。

2.4 椎骨脳底動脈循環不全症

椎骨脳底動脈循環不全症は、脳幹や小脳への血流が不足することで起こります。めまいの他に、ふらつき、ろれつが回らない、物が二重に見える、手足のしびれなどの症状が現れることもあります。動脈硬化などが原因で血管が狭窄したり閉塞したりすることで発症します。

2.5 心因性めまい

心因性めまいは、精神的なストレスや不安、抑うつなどが原因で起こるめまいです。身体的な異常は見つからないことが多いです。浮動性めまいや動揺性めまいとして自覚されることが多く、症状は人によって様々です。パニック障害や自律神経失調症などが背景にある場合もあります。

2.6 その他の原因

上記以外にも、めまいを引き起こす原因は様々です。例えば、

原因 症状の特徴など
貧血 立ちくらみ、顔面蒼白などを伴うことがあります。
低血圧 起立性低血圧の場合、急に立ち上がった際にめまいを感じることがあります。
脱水症状 めまいの他に、倦怠感、頭痛なども現れることがあります。
薬の副作用 服用している薬によっては、めまいが副作用として現れることがあります。
脳腫瘍 めまい以外にも、頭痛、嘔吐、意識障害、麻痺などの症状が現れることがあります。
多発性硬化症 めまいの他に、視力障害、感覚障害、運動麻痺などの症状が現れることがあります。

などが挙げられます。めまいが続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。

3. めまいの治し方

めまいを根本的に治すためには、その原因を特定し、適切な治療を行うことが重要です。めまいの治療法は、大きく分けて医療機関での治療と、自宅でできる改善策の2種類があります。

3.1自宅でできるめまいの改善策

医療機関での治療と並行して、あるいは比較的軽いめまいの症状に対しては、自宅でできる改善策も有効です。ただし、自己判断で治療を行うのではなく、医師に相談しながら行うことが大切です。

3.2.1 ツボ押し

内関合谷百会などのツボは、めまいの症状緩和に効果があるとされています。これらのツボを優しく刺激することで、自律神経のバランスを整え、めまいを軽減する効果が期待できます。

3.2.2 ストレッチ

首や肩の筋肉が緊張していると、めまいが悪化することがあります。首や肩周りのストレッチを行うことで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、めまいの改善に繋がることがあります。

3.2.3 生活習慣の改善

改善点 具体的な方法
睡眠不足の解消 毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間を確保する
ストレス軽減 リラックスできる時間を作る、趣味を楽しむ
バランスの良い食事 ビタミン、ミネラルを豊富に含む食品を摂取する
適度な運動 ウォーキングなどの軽い運動を習慣づける
カフェイン、アルコール、タバコの摂取制限 過剰摂取はめまいを悪化させる可能性があるため控える

3.2.4 めまい体操

めまい体操は、平衡機能の改善に効果的です。例えば、ブラント・ダロフ体操は、眼球運動と頭部運動を組み合わせた体操で、めまいの症状を軽減する効果が期待できます。ただし、めまい体操は症状に合わせて適切に行う必要があり、自己流で行うと症状が悪化する場合もあるので、医師や理学療法士の指導のもとで行うようにしましょう。

4. めまいが起こった時の対処法

めまいが起こった時は、まず安全な場所に移動し、楽な姿勢で安静にすることが大切です。横になる場合は、吐き気を催すようであれば、頭を少し高くすると楽になることがあります。めまいが強い時は、目を閉じて安静にするのも効果的です。急に立ち上がったり、激しい運動をしたりすることは避けましょう。めまいが治まっても、しばらくは安静を保つようにしてください。症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。

5. めまいを予防するために

めまいを予防するためには、日頃から規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけることが重要です。また、ストレスを溜め込まないように、リラックスできる時間を作ることも大切です。良性発作性頭位めまい症の予防には、特定の頭の位置を避ける、寝返りをゆっくり行うなどの工夫も有効です。メニエール病の予防には、塩分やカフェインの摂取を控える、ストレスを管理するなどの生活習慣の改善が重要です。めまいは再発しやすい疾患でもあるため、一度めまいが治まった後も、これらの予防策を継続することが大切です。

6. めまいが起こった時の対処法

めまいが起こった時は、焦らず落ち着いて行動することが大切です。症状が悪化するような行動は避け、安全を確保することを最優先しましょう。急にめまいが起きた時は、以下の対処法を参考にしてください。

6.1 安静にする

めまいを感じたら、まず安全な場所に移動し、座るか横になりましょう。周囲に危険な物がないか確認することも重要です。楽な姿勢で目を閉じ、めまいが落ち着くまで安静にしてください。

6.2 急に動かない

めまいを感じている時は、急な動きは禁物です。急に立ち上がったり、歩いたりすると、めまいが悪化し、転倒する危険性があります。めまいが治まるまでは、じっとしていましょう。どうしても移動が必要な場合は、壁や手すりなどに掴まりながら、ゆっくりと移動してください。

6.3 明るい場所を避ける

強い光や、チカチカと点滅する光は、めまいを悪化させることがあります。めまいを感じている時は、なるべく暗い場所で安静にしましょう。カーテンを閉めたり、電気を消したりするのも有効です。また、テレビやスマートフォンの画面を見るのも避けましょう。

6.4 水分補給をする

脱水症状もめまいの原因の一つです。めまいを感じたら、少しずつ水分を補給しましょう。冷たい水やスポーツドリンクなどがおすすめです。ただし、一度に大量に飲むと、かえって気分が悪くなる場合があるので、少量ずつこまめに飲むようにしてください。

6.5 吐き気を催す場合の対処法

めまいによって吐き気を催す場合は、無理に我慢せず、吐いてしまう方が楽になることもあります。吐き気を催した時は、頭を低くして吐きやすい体勢を取りましょう。ビニール袋などを用意しておくと便利です。

6.6 症状が続く場合の対応

上記の対処法を試してもめまいが改善しない場合や、激しい頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。重篤な病気が隠れている可能性もあります。

6.7 めまいを起こしやすい状況と具体的な対策

状況 具体的な対策
乗り物酔い 酔い止め薬を服用する、窓の外の景色を見る、遠くの景色に焦点を合わせる
寝不足 十分な睡眠時間を確保する、睡眠の質を高める
低血圧 水分や塩分を適切に摂取する、弾性ストッキングを着用する
ストレス ストレスを軽減する、リラックスできる時間を作る、趣味を楽しむ
長時間のパソコン作業 定期的に休憩を取る、遠くの景色を見る、目の疲れを軽減する

めまいは様々な原因で起こる症状です。自己判断で対処せず、症状が続く場合は医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。

7. めまいを予防するために

めまいは、日常生活に支障をきたす厄介な症状です。再発しやすい特徴もあるため、めまいを経験した方は、再発防止のために予防策を講じることが重要です。日頃から意識しておきたい生活習慣や手軽に取り入れられる方法など、様々な角度から予防策を見ていきましょう。

7.1 めまいを引き起こす原因別の予防策

めまいには様々な種類があり、それぞれ原因も異なります。原因に合わせた適切な予防策をとることで、めまいの発生リスクを低減できます。

7.1.1 良性発作性頭位めまい症の予防

良性発作性頭位めまい症は、特定の頭の位置でめまいが起こる病気です。頭を急に動かさないこと、寝返りを打つ際はゆっくりと行うことなどが予防につながります。また、エプリー法などの体操を指導してもらい、再発予防に努めることも効果的です。

7.1.2 メニエール病の予防

メニエール病は、内耳のリンパ液のバランスが崩れることで起こる病気です。ストレスを溜めない十分な睡眠をとる塩分を控えめにするカフェインやアルコールの摂取量を控えるなど、生活習慣の改善が予防の鍵となります。

7.1.3 前庭神経炎の予防

前庭神経炎は、内耳の神経に炎症が起こることで発症します。ウイルス感染を防ぐために、手洗いうがいを徹底する人混みを避けるなどの対策が重要です。また、疲労を溜めないように規則正しい生活を心がけることも大切です。

7.1.4 椎骨脳底動脈循環不全症の予防

椎骨脳底動脈循環不全症は、脳への血流が悪くなることで起こる病気です。高血圧糖尿病高脂血症などの生活習慣病を適切に管理することが重要です。また、禁煙も効果的です。適度な運動を継続することも血流改善に役立ちます。

7.2 日常生活でできるめまい予防

上記以外にも、日常生活でできるめまい予防はたくさんあります。以下の点に注意することで、めまいの発生リスクを軽減できる可能性があります。

項目 具体的な方法
睡眠 毎日同じ時間に寝起きするなど、睡眠時間を規則正しくし、質の良い睡眠を心がけましょう。
食事 バランスの良い食事を心がけ、栄養不足にならないようにしましょう。特に、ビタミンB群や鉄分は、神経の働きを正常に保つために重要です。
水分補給 こまめな水分補給を心がけ、脱水症状を防ぎましょう。特に、夏場や運動後などは意識的に水分を摂ることが重要です。
ストレス管理 ストレスはめまいの原因となることがあります。趣味の時間を作ったり、リラックスできる方法を見つけるなど、ストレスを溜め込まないように工夫しましょう。
入浴 長時間の入浴熱いお風呂は、血圧の変動を招き、めまいを引き起こす可能性があります。ぬるめのお湯に短時間浸かるようにしましょう。
飲酒・喫煙 過度の飲酒や喫煙は、めまいを含む様々な健康問題を引き起こすリスクを高めます。飲酒は適量にし、禁煙を心がけましょう。
運動 適度な運動は、血行を促進し、めまい予防に効果的です。ウォーキングや軽いジョギングなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。ただし、激しい運動は逆効果になる場合があるので注意が必要です。

めまいは、様々な要因が複雑に絡み合って起こる症状です。ご紹介した予防策を参考に、ご自身の生活習慣を見直し、めまいが起こりにくい体づくりを心がけましょう。また、めまいが続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。

8. まとめ

めまいは、回転性、浮動性、動揺性など様々な種類があり、その原因も良性発作性頭位めまい症やメニエール病、前庭神経炎、椎骨脳底動脈循環不全症、心因性など多岐にわたります。めまいが続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが重要です。医師の指示に従い、薬物療法、理学療法、場合によっては手術療法などの治療を受けることになります。

医療機関での治療に加え、自宅でもできる改善策として、ツボ押しやストレッチ、生活習慣の改善、めまい体操などが挙げられます。これらの方法は、めまいの症状を和らげる効果が期待できますが、根本的な治療ではありません。あくまで補助的なものとして、医療機関での治療と並行して行うようにしましょう。また、めまいが起こった時は、安全な場所に移動し、安静にすることが大切です。めまいを予防するためには、規則正しい生活習慣を心がけ、ストレスを溜めないようにすることが重要です。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を心がけましょう。

めまいは様々な原因で起こる症状であり、その治し方も原因によって異なります。自己判断で対処せず、医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。この記事が、めまいでお悩みの方の参考になれば幸いです。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

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山崎 了(やまさきさとる)

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